日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~

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2024.10.16

南但馬グリーンライド2024

 

近代化産業遺産「鉱石の道」の施設を巡りながら新緑の南但馬を疾走する「南但馬グリーンライド2024」が5月19日(日)に開催されました。

実は、このイベントにスタッフとして加わっていたので、裏側も含めた当日の様子をレポートいたします!

 

 

 今回で3回目となる「南但馬グリーンライド」は、ひょうごサイクルモデルルートの鉱石の道ルートを一部使用した、中級・上級者向けの超山岳コースを走るサイクリングイベントです。

 

コースは「養父市」と「朝来市」にまたがった距離:約116kmの「鉱石の道」ロングライドコース。運動が苦手な私は100km以上を1日で、しかも山を走るなんて正直信じられないのですが、参加される方々はとても楽しそうです。(尊敬します!)


 

ゲストライダーとして全日本自転車競技選手権大会トラックレース優勝の岸本伊織(きしもと いおり)さんも参加!現在、愛知県にお住まいの岸本さんですが出身は兵庫県。出身地に貢献したい、とご参加くださいました。

 

 

そして今回のイベントは、「チャリダー★」というNHK BS自転車情報番組のTV取材も入っていました。

 

 

普段は静かな山合いの地域に、この日は朝早くから多くの人が集まり、94名の方にご参加いただきました。

 

 

いよいよスタートです!

 

 

「南但馬グリーンライド」は、10人程のグループで走行。グループの前後に「ガイドライダー」が2人付き、安全を確保します。

 

 

参加者94名がグループに分かれ、ガイドライダーと共に出発!

 

 

グリーンのビブスを着用された方がガイドライダーさん。ナビはもちろん、参加者の皆さんの様子を確認しながら走ります。

 

 

 赤いビブスを着用しているのは、全グループの最後尾のガイドライダーさんです。

 

 

スタートから17km、最初のエイドステーションの「中瀬金山関所」では名物の「金山焼き」がふるまわれました。

 

 

 

養父市・朝来市に設置された各エイドステーションでは、地元の名物などが用意され、休憩や補給をしながら進みます。

 

 

 

生野銀山では名物のハヤシライスでお昼ご飯です。

 

 

日本遺産「鉱石の道」ルートの風景も楽しみながら、記念撮影なども。

 

  

後半は勾配のきつい上り坂が続きます。参加者の中には足がつったり、自転車を降りて歩く方も。

 

 

そんなときは、無理のないようガイドライダーがサポートしながら走ります。

 

 

そして、長い上り坂を走り切り、ついにゴールです!!

 

 

ゴールされた皆さんの嬉しそうな笑顔が印象的でした。

 

 

 この日参加された全員が無事ゴールすることができました!

ガイドライダーさんや関係各所の皆さんのホスピタリティのおかげで、このイベントは2年連続、満足度が97%という高評価をいただいきました。

ご参加いただいた皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!

 

※このイベントの様子は2024年9月6日(金)にNHK BS自転車情報番組「チャリダー★」で放映されました。

 

[ライター:轍]

 

▼ 観光スポット


明延鉱山探険坑道 

中瀬金山関所(トロッコ広場)

別宮の棚田/氷ノ山

神子畑選鉱場跡

史跡・生野銀山

口銀谷地区の町並み(トロッコ軌道跡)

神子畑鋳鉄橋

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