日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~

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2026.09.07

全国を走って朝来市を発信 日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」のラッピングトラック

 

朝来市から全国へ、地域の歴史と文化を発信するラッピングトラックが新たに走り始めます。

 

 

株式会社嵯峨山通商が、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」をテーマにした営業用冷凍車を導入し、8月28日に納車式が行われました。今回の車両は、同社が地域PRのために導入してきたラッピングトラックの5台目です。

納車式には、朝来市長、兵庫県但馬県民局副局長、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会長などが出席。ドライバーへのセレモニーキーの贈呈や祝辞、安全祈願などが行われ、新たなラッピングトラックの門出を祝いました。

 

 

 

 

これまでの車両には竹田城跡や竹田秋祭りなどの写真が使用されていましたが、今回はデザインを一新。日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」を構成する文化財の一つである神子畑選鉱場跡と生野銀山が、トラックの左右と後部の3面に大きく描かれています。

 

ラッピングの背景には、朝来市を代表する観光地として知られる竹田城跡だけでなく、神子畑選鉱場跡や生野銀山といった地域の歴史資産にも関心を持ってもらいたいという思いがあります。

 

神子畑選鉱場跡や生野銀山は、かつての鉱山開発の歴史を今に伝える場所。今回のラッピングでは、その魅力を写真でダイナミックに見せることで、普段は朝来市を訪れる機会のない人にも、その存在を知ってもらうきっかけをつくります。

 

さらに、この車両は「冷凍車」として全国各地を走るため、ラッピングされた日本遺産が朝来市を離れ、全国のまちを走ることになります。

「銀の馬車道」は、鉱山で産出した銀などを運ぶために整備された日本で最初の産業道路とされ、「鉱石の道」とともに鉱山と地域をつないできました。そんな歴史を持つ日本遺産を、現代の“道”を走るトラックが全国へ届けるという点にも、今回の取り組みならではの面白さがあります。

 

ドライバーを務める豊田雅樹さんは、「宣伝の一役を担うので、安全運転を第一に事故に気をつけながら、『朝来市の看板』を背負って走りたいです」と話しました。

 

一台のトラックを通して、朝来市の歴史や文化を全国へ。これから各地を走るラッピングトラックが、神子畑選鉱場跡や生野銀山を知る新たなきっかけになりそうです。

 

 

 

[ライター:轍]

 

▼ 観光スポット

史跡・生野銀山

神子畑選鉱場跡

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