2026.02.20
日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」の沿線にある、神河町中村・粟賀町を訪れました。

この地域は、農村集落の中に街道村や宿場町が形成され、地域の中心地として発展してきた場所。
今もなお、往時の面影を感じさせる歴史的景観が残り、歩くだけで江戸時代へと時をさかのぼったような気持ちになります。

江戸時代から続く商家で、造り酒屋、造り醤油、さらにお茶の問屋「茶司」として地域を支えてきました。
兵庫県景観形成重要建造物にも指定されており、宿場町の歴史を今に伝える貴重な建物です。


銀の馬車道や、神河町の歴史や文化に関する資料を展示しています。また、地域の交流の場、まちづくりの活動拠点としても活用されています。

宿場町跡に建つ、江戸後期創業の旧難波酒造。
国登録有形文化財にも登録されており、重厚な佇まいから当時の繁栄ぶりがうかがえます。
屋根がかっこいい!

ランチは「そば食事処 和心(なごみ)」さんへ。
店内には「銀の馬車道」をPRするチラシも置かれており、地域全体で日本遺産を盛り上げている様子が伝わってきます。

平日限定ランチはなんと1,000円でこのボリューム。しかもデザート付き。どの料理も丁寧な味付けで、とてもおいしく、お腹も心も満たされました。

帰りに立ち寄ったのは、道の駅 銀の馬車道・神河。

大きなかやぶき屋根が印象的な「かんざき大黒茶屋」が目を引きます。

館内の情報コーナーでは、周辺地域のイベントや観光施設の紹介に加え、「銀の馬車道・鉱石の道」について詳しく展示されています。
ストーリーや歴史背景を知ることで、まち歩きがさらに深まります。
パンフレットも豊富に用意されているので、散策前後にぜひ立ち寄ってみてください。




「銀の馬車道・鉱石の道」は、かつて鉱山と港を結び、人や物資、文化を運んだ道。その沿線には、今もなお宿場町の面影や人々の営みが息づいています。
歴史的建造物を巡り、地元の味を楽しみ、道の駅で物語を学ぶ――。
中村・粟賀町は、日本遺産のストーリーを五感で体感できる場所でした。
静かなまち並みに流れる、ゆったりとした時間。
ぜひ一度、歩いてみてはいかがでしょうか。
[ライター:轍]
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