日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~

日本遺産ストーリー

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16 なかぜこうざんかんれんいこう なかぜこうざんまち

中瀬鉱山関連遺構・中瀬鉱山町

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 1573年,中瀬を流れる八木川で金が発見された。その後まもなく鉱山が開かれ,それは政権にとって非常に重要な収入源となったため,その発掘地域は城下町と同じくらい厳重に警備された。つづいてアンチモンが発見され,20世紀中頃までに中瀬鉱山は,日本で最大のアンチモン鉱石の資源地となった。鉱山は1969年に閉鎖したが,アンチモンの精錬は続いた。今日では,国内すべてのアンチモン製品の7割が今も中瀬で生産されている。旧鉱山はツアー用に開かれていないが,中瀬金山関所は町のガイド付きツアーを提供している。

文化財データ:

名称 中瀬鉱山関連遺構・中瀬鉱山町
読み方 なかぜこうざんかんれんいこう なかぜこうざんまち
指定状況 未指定
住所

養父市中瀬816-10

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