2022.04.03
今年で3回目となる高校生たちによる「日本遺産の魅力発見ワークショップ」。
今回は10月から12月までの間に4回行われるワークショップの2回目です。
実際に現地を訪問、地域の方にインタビューなど取材をして、遺産の歴史的価値やそれらが沿線にもたらした影響などを学び、活用方法を考える「現地スタディツアー」を行いました。
生野コースの様子をお伝えします。
《生野銀山》
《鉱山内で活動する「銀山ボーイズ」》
午前中は生野銀山を見学。
午後からは、生野の町を散策しながら地元の方にインタビューをします。
まず、生野マインホールにて、インタビューのコツや質問内容などのレクチャーを受けます。
《生野書院》
最初は、古文書や書画などの文化財をはじめ、生野町絵図など、貴重な史料が保存展示されている生野書院を見学。
散策を始めるとさっそく「なにこれ?」
これは「会所」と呼ばれるもので、水を上げてそこからまた周囲に配るための装置だそう。先人は町中に水を流すようにさまざまな工夫をしています。
この日は高校生たちの活動を取材するため、新聞記者さんも来られていました。その記者さんに逆インタビューする高校生。
[新聞記者って大変じゃないですか?」「国語力は必要ですか?」
「大変なことだらけですよ(笑)」と和やかにインタビューをしながら歩きます。
トロッコ道がきれいに見えるビュースポットに到着。
姫宮神社への参道橋から市川を見ると、見事なトロッコ軌道跡を眺めることができます。
ここからチームに分かれてインタビューを開始します。
《生野まちづくり工房井筒屋》
お店の方や、地元の方にインタビュー。
《旧生野鉱山職員宿舎》
資料写真を撮影します。
散策を終えて、マインホールへ戻り、感じたこと、インタビューしたことなどチームで話し合いながらまとめます。
次回のワークショップに向けてどんな企画ができるのか、高校生のアイデアがとても楽しみです。
明延コースのブログはコチラから
《高校生による「日本遺産の魅力発見ワークショップ」2021〜明延鉱山〜》
[ライター:轍]
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