ムーセ邸はフランス人の技師であり地質学者であったエミール・テオフィル・ムーセ(1845-1895)のために1872年生野に建てられた。生野鉱山の機械化・近代化を支援する任務を受けており,任期を終えるとムーセと彼の家族はフランスに帰国した。1888年ムーセ邸は神子畑に移転され管理事務所として使われることになった。所有者,用途が何度か代わったが,建物は1987年の神子畑選鉱場の閉鎖まで使われ続けた。
2004年,ムーセ邸は歴史的外観を取り戻すため改築が行われ,資料館として整備された。展示品には,写真,立体模型,鉱石のサンプルなどがある。
文化財データ:
名称 | 旧神子畑鉱山事務舎(ムーセ旧居) |
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読み方 | きゅうみこばたこうざんじむしゃ |
指定状況 | |
住所 | 朝来市佐嚢1826-1 |
TEL | 鉱石の道神子畑交流館「神選」079-666-8002 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
URL | http://www.mikobata.com/ |
料 金 | 見学料無料 |