兵庫県立歴史博物館の収蔵品と地域ゆかりの作品を中心に、江戸時代の絵画の「絵そらごと」の楽しみをお届けします。 活気あふれる都市やのどかな農村風景。働く人々や遊びまわる子どもたち。四季を彩る花と鳥。江戸時代の絵画には、さまざまな景色や人、いきものが描かれますが、そこには、現実とは異なるイメージが重ねられたり、当時の人びとにとって理想的な姿が投影されたりすることがありました。こうした絵のなかに隠された当時の「絵そらごと」を読み解くことで、これらの作品をより深く楽しむことができます。