日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~

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2021.03.22

令和3年度に向けてGO!~その2 一円電車体験乗車会~

こんにちは。TEAM AKENOBEです。

令和3年度に向けて準備を進めている明延からの情報2本目は、一円電車体験乗車会の話題です。

 

《令和元年秋、くろがね号の運行路線が周回コースになりました》

 

日本遺産構成文化財のひとつでもある一円電車(明延鉱山明神電車)。

鉱山稼働時に実際に使われていた「くろがね号」の体験乗車会は、明延の大きな魅力のひとつでもあります。

 

しかし、小さくてかわいい「くろがね号」に乗るということはすなわち、「三密」を作ること。

「一円電車まつり」も中止を余儀なくされました。

スタッフ・関係者一同、大変残念な思いでしたが、とはいえ、『安全第一』は明延鉱山稼働時からの、いわば『絶対スローガン』。ここは絶対に守らなくてはいけません。

 

令和2年度の体験乗車会は、10月と11月の2回だけで終わりましたが、安全を第一に考えた決断のおかげで、地元明延はもちろん、明延に来られたお客様からも感染者を出さずにすみました。

 

《令和3年1月、雪に包まれたくろがね号》

 

令和3年度も、感染防止を第一に考えて体験乗車会を徐々に再開していく方針です。そのため、初回は4月ではなく6月を予定しています。

 

その後、11月7日までの第一日曜日と夏休み期間中の日曜日に開催する計画ですが、感染拡大の状況によって変更することがあります。最新情報は公式サイトおよびSNSにてご覧ください。(リンクはこの記事の最後をご覧ください)

 

《木彫モニュメントのくろがね号》

 

ただこの1年、一円電車にとっては、決して淋しかっただけの1年ではありませんでした。写真とともにご紹介します。

 

 

5月、1回目の緊急事態宣言下で倉庫に「ステイホーム」するくろがね号をSNSで発信したところ、多くの反響をいただきました。

《SNSで発信した動画の一場面》

 

 

9月、地元大屋中学校の3年生が一円電車ひろばの整備ボランティアに来てくれました。

中学生のボランティア活動は、昨年度の線路延伸工事に続いて2年連続です。

《広場全体を囲むくい打ちなどを手伝いました》

 

 

10月の運行日には、待ちかねたように遠方在住のスタッフもかけつけてくれました。

《毎年の「一円電車まつり」で人気のスタッフによるオリジナル紙芝居》

 

 

《11月の最終運行日を楽しむ親子の様子》

 

 

今年も枕木の一部を交換しました。

《3月14日に枕木交換をしました》

 

 

6月に笑顔でお客様をお迎えできるように、準備を進めています。どうぞお楽しみにお待ちください!

 

 

詳細及び最新情報は明延鉱山の公式サイトの「一円電車」メニューでご確認ください。

http://www.akenobe-kozan.com/%e4%b8%80%e5%86%86%e9%9b%bb%e8%bb%8a/

 

また、SNSでも情報を発信しています。

Facebookページ「一円電車 あけのべ鉱山」

 https://www.facebook.com/itiendennsya

Twitter「一円電車あけのべ」

 https://twitter.com/ichiendensya

 

 [ライター:TEAM AKENOBE]

 

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